まだまだ油断大敵!冷えは万病のもと〜はりきゅう和の中医学のお話

まだまだ油断大敵!冷えは万病のもと〜はりきゅう和の中医学のお話

お友達の鍼灸師さんから「中医学」についてお話をきく機会がありました。今回は、「冷え」がテーマです。彼女のHPはこちらです:はりきゅう和

みなさん、冷えについて対策を取っていますか?

このブログを書いている今日は、一気に気温が下がり、今さらダウンを着る気にもならずスプリングコートで出かけたら一気に体調を崩しました。

みんな、冷えを甘く見過ぎです!冷房もある現代、冷えは冬だけの問題でなく、年中いつもいつも気にしなくてはいけないのです。
食事に気をつけている、運動をしている、それなのに体調が今ひとつの人は、「冷え」を疑ってみてもいいと思います。

「今日は、さむ〜い!」というのと、「冷え」は少し違うようです。冷えは、邪気を誘発してしまうそうです。では、邪気とは何か?

疾患は全て、正気と邪気の抗争です。人間が生まれるとき親からもらったエネルギー(先天の精)と生まれてから食事と呼吸によって作り出すエネルギー(後天の精)、この二つで正気は出来ています。

正気は気です。気は、例えばATPであり、自律神経であり、体温であり、筋ポンプ作用であり、免疫であり、神経伝達物質であり、人が生きている間活発に働く全てですね。

これに対して邪気とは、人間の中に生じる感情(七情)外から来る外邪(六淫の邪=気候)
これを内因(七情)外因(六淫)と言います。あと最後に不内外因(ふないがいいん)です。

正気と邪気が抗争してこう言ったパターンが生じます。

正気が弱い、邪気が強い。正確には正気が強くて邪気も強い場合、正気も邪気も僅差だけど両方弱い場合など、繊細な操作が必要な場合もありますが、大局的には正気を補う補法と、邪気を除く瀉法。手技はこの2パターンだけです。

確かに、冷えをなめていたかも・・特に4月になると気分を変えたくて一気に薄手の服に変えたりします。時々、寒い日があって冷えてしまって、私の場合は胃が痛くなったりします。

東洋医学の治療の考え方は、基本的にはこの2つ。補法と瀉法

東洋医学の治療法は2種類しかありません。補法と瀉法です。つまり不足しているものを補い、余分なものを取り除く。では、何を補い、何を除くのでしょうか?それは「正気」と「邪気」です。正気を補い、邪気を取り除く。なんてシンプル!

手技はこの2パターンで、補法を得意とするのがお灸で、瀉法を得意とするのが鍼とのこと。お灸と鍼の違いって考えたことなかったです。つまり、腰痛だって、血の巡りをよくして「正気」を補うのが補法で、血流を妨げる硬くなった筋肉を寛解させるのが瀉法というわけです。治療では2分割するわけではなく、組み合わせていくようですが、正気を補っているのか、邪気を除いているのかを意識するだけでも、治療を受ける時に自分の身体と心への向き合い方が違ってきそうですね。

ツボは日々、動いている!

女性の冷えに一番効くのが、「三陰交」というツボです。およそ、くるぶしの上から指4本当てたところにあるのですが・・ちょっとずつ動くそうです!なので、たとえここですよと印をつけても、次の日には微妙に違っていることもある。なので、一度、プロに見てもらった時に、ツボを押した感じを確認するといいです。その感覚を覚えて、自分で微調整して、日々、入浴時などに押してみるといいと思います。

冷えを撃退!するには、

  • まずは身体を温めるという黒い食物と積極的に取る
  • 正気を養うための休養・睡眠。特に冬は寒さ、寒邪と戦うために疲れております。いつもより活動ペースを落としましょう。
  • 冷えないように、カイロなどで温めるのはもちろんお灸でしっかり正気を補う
  • 三陰交で気を整える

そんなことを日々、コツコツしていくといくしかないようです。
こちらエリカ・アンギャルさんのセミナーについて書いた記事。彼女も「魔法はありません」と強調されていました。

次回、開催予定

  • 5月26日(金)19時〜
  • 場所 くるみ亭
  • 参加費 2500円(飲食つき)
URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)