命のスープ辰巳芳子さんDVD鑑賞会〜くるみ亭〜

命のスープ辰巳芳子さんDVD鑑賞会〜くるみ亭〜

命のスープをご存知ですか?92歳にして現役のお料理研究家である辰巳芳子さんが提唱しているスープです。玄米を丁寧に煎って煮出すことで、滋養に富み、ご病気で消化機能が低下した方にもす=っと染み渡っていくのです。

先日、お友達と辰巳芳子さんの講演に行ってきました。その時の感想はこちらに書いています→食も子育ても、生きていきやすいかを基準に考えてみましょう〜ワーキングマザーの知恵〜

講演会で語られたエピソード

その日の講演の後半は、85歳で現役ナース川嶋みどりさんと、医師の田村祐樹先生、映画監督の河邑厚徳さんとの対談となりました。この対談で語られていたことは、手をかけ心を込めたお料理というものが、いかに人をつなぎ、人を救うものであるかということでした。医療の現場で働いている私は非常に感銘を受けたのですが、以下、メモしたものから抜粋します。
川嶋みどりさんは、看護師さんとしてとても有名な女性で、お顔を何度か拝見したことがあります。東北大震災のときは、65歳以上で、体力・気力・知力のあるリタイアナースの方を集め、現地で活躍をされました。その後も継続して仮設住宅の支援活動をされています。

料理と看護は共通点があるのです。手当という言葉があるように、相手を思って手をかけてあげることがとても大切なのです。それが、相手の自然治癒力を引き出すのです。長期に渡った仮設住宅での生活は、生きる気力を奪われることも多く、結果、免疫力が下がっている高齢者の方が非常に多いのです。私たちは、インフルエンザが流行る前に、風邪に効くという白ネギをじっくりと炒めたスープを提供したところ、召し上がった高齢者がはじめて震災前の生活、特に子供時代のエピソードを語りだしたのです。震災後あまりに生活が変わってしまったため、ほとんどの方はこれまで震災前の方のことを話さず暮らしていたのですが、この日は、多くの方が昔を懐かしみ和らいだ表情をされていた・・幸福だった頃の記憶と直接結びつくのですね、5感を通して。

もうお一人の田村裕樹先生はターミナル病棟でお勤めの時に、たつみ先生のスープを知り、ぜひ自分の病院に取り入れたいと直談判したそうです。

ターミナル病棟では、皆さん段々とお食事をすることができなくなってきます。しかし1くちでも2くちでも口から食べられる人は、何日間か生き永らえるのですね。これはもう栄養素とかカロリーとか言うものを超えたものですね。
食材とスープを一緒に運ぶと「今日はなんですか?」と言われる人もいまして、癌性の疼痛で麻酔を打たないをごはんを食べられない人が、「麻酔を打たずに食べてみようかな」といって少しだけ召し上がることができたりしたのです。

この言葉はとても深いなと私は思いました。ないしろ、私は重度の嚥下障害(口から食べられなくなった人)のリハビリをしています。リハビロといっても、必ずしも食べられるようになるとは限らず、いろいろです。決して食べられないなと思われる人にでも、やはり最後まで少しでも食べていただきたい、その時は、おいしいものがいいなと改めて思いました。こちら、私が末期の患者さんと関わった時のエピソードです→食べることが困難になる、摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい)って何?〜言語聴覚士のお仕事〜

開催概要

辰巳よしこさんがDVDを見ながら、講演の話をシェアしたいと思います。

  • 日時  4月28日金曜日19時から
  • 場所  くるみ亭(森ノ宮駅から徒歩5分以内 参加される方にお伝えします)
  • 参加費 2,000円(夕食付き)

お申し込み

くるみまで直接メッセージか、chienowa80@gmail.comまで

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)