糖尿病について正しく学びましょう!松岡幸代・管理栄養士によるこれが本当の食事療法!

糖尿病について正しく学びましょう!松岡幸代・管理栄養士によるこれが本当の食事療法!

先日、糖尿病の食事療法に長年携わってきた管理栄養士の松岡幸代さんによる講座を開催しました。脳神経外科病院に勤務、糖尿病については日頃から気にしていた私ですが、目から鱗の情報がたくさんありました。

松岡幸代さんのHPはこちらです→オフィスCrecer

糖尿病と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

ほとんどの人は、「足を切断、腎臓病、失明」など重度の合併症を想像して「自分とは関係ない」と思っていませんか。ところが、日本では50歳代から罹患率は増加、有病者は780万人、そして糖尿病予備軍は1千万人、強く疑われる人も1千万と国民病と呼ばれるほどの病気です。脳卒中、心筋梗塞、歯周病、感染症など様々な疾患を引き起こすだけでなく、最近は認知症との関与も指摘されています。つまり、糖尿病は血液中の糖が高いという症状が問題なのではなく、そのために多くの疾患を引き起こす点が非常に怖いのです。おまけに、かなり進行しない限り自覚がなく、糖尿病を患っている人の二人に一人は自分が糖尿病と気が付いていない。もっと言えば、糖尿病と診断される10年以上前から膵臓の機能は低下しており、このためなかなか診断後の治療でも改善が難しいのです。

そんな糖尿病の予防や治療に必須なのが、食事療法なのですが、正しい知識をもった指導が行われていないのが、医療の現場なのです。

「糖尿病ですよ、食べ過ぎに気をつけて」の言葉の落とし穴

主治医にさらっとこう言われた人は多いのではないでしょうか?いまだに、日本の食事療法では「カロリー計算」が主流。おまけに管理栄養士による普段の食生活のモニタリングもなければ、何をどのくらい減らしたらいいのか具体的な提案もなく、単に「食べ過ぎに注意」と告げらえるだけ。結果、タンパク質をはじめとする必要なものも制限し、低栄養になっている人も少なくないとか。

血糖コントロールに必要なのは、カロリーでなく「カーボカウント(炭水化物の摂取量)」です。いかに炭水化物の摂取を減らすか?がポイントです。

私たちが知らない食事療法の落とし穴

では、炭水化物を減らすためには、白米のご飯を減らしたらいいのか?という単純なものではないのです。人参などの野菜や芋類、果物、お酒、さらに盲点として和菓子!清涼飲料水や健康ドリンクにもたくさんの炭水化物が含まれています。豆類でも大豆はタンパク質が多いですが、あずきは炭水化物が多く、おまけにあんこは砂糖を加えているので要注意!炭水化物を計算すると洋菓子よりも和菓子が高いし、なんとフライドチキンよりもアンパンの方が高い!などなど、炭水化物についていかに無知であるか驚きます。

炭水化物とタンパク質を混同している人もいますよね。血と筋肉を作る栄養素なので高齢者や妊婦さん、成長期の子供には必須の栄養素ですので減らすのは厳禁!

まだまだある食事療法の罠

炭水化物を制限したらいいのかというと、そんな単純なものではありません。食べあわせや、何から食べるか、いつ食べるかにより、血糖値は変わります。さらに、忙しい時や興奮している時も上がりやすく下がりにくい。体質もあります。米、芋類に多い炭水化物ですが、これを制限しすぎると水溶性食物繊維が不足、便通に影響がでてきます

くるみ亭存続の危機!

さて、私は健康な食事を提供する「くるみ亭」を開催しているくらいなので、食にはこだわりがあります。「まごわやさしい」で表されるような野菜、海藻、豆類など、日頃の食卓から消えつつある和食を主に、知り合いの農家から食材も購入するなど、食べているものに問題はないはず!と自負しておりました。しかし、食べ方がよくなかった!このまま年齢を重ねて、膵臓の機能が低下してきたら高血糖まっしぐらの身体になるところでした。

まじか・・

その日の私が朝から食べたものは

  • 前日の夜ご飯が遅かったので、朝は軽めにヨーグルトに甘酒と果物
  • 12時前に小腹がすいて、小さいバームクーヘンをつまみ、そのまま勤務
  • 13時45分に持参した弁当を急いで食べる(これは手作り)
  • 17時前に小腹がすいて、小さい羊羹を食べる
  • 19時から講座をきいて、21時に主食は玄米、副食はきのこ、海藻を主体としたもの

何が悪いかお分かりですか?食べる時間と、間食が完全アウトでした!前日の夜ご飯で血糖が高いままの朝、炭水化物たっぷりの朝食をとり、その後、間食、早食いで血糖スパイクを招き、ず〜っと血糖が下がることなく一日が終わってしまっている・・完全な盲点でした!50歳前に糖尿病予備軍になっていたら、健康食をうたっているくるみ亭が・・

あまりに衝撃で「今日は糖尿病の日」とつぶやいたくらいです。ちなみにこの日参加していた女医さんもお昼にはおにぎりを二つ急いでつまんだだけという・・医者の不養生まっしぐら。

他人事と思わずに、正しい知識をもって食事を楽しみましょう

2週間24時間、血糖をモニタリングできる器械があるそうです。松岡さんからご紹介いただきました。糖尿病でない人は保険適応外になるのでちょっと高額になりますが、ご興味ある人は連絡ください。詳細をお伝えします。

合わせてお読みください

今や国民病!成人だけでなく子供も気をつけよう

子供の食事栄養

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
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  1. posted by 野田曜子(よう姉)

    聞きたかったお話です!ありがとうございます♪
    測定器興味あるので よろしくお願いします
    くるみさんの食生活心配だわー(^.^)

    • posted by 智恵の輪

      こんにちわ!関心いただきありがとうございます。本当に、自分でびっくりでした
      器具が入ったら連絡いたしますね

  2. posted by 熊澤みどり

    頭では分かっていてもなかなか食習慣が改まりません。測定器、どのくらい高額なのか興味があるので情報を教えていただけるとありがたいです。

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