当事者セラピスト、憧れの関啓子先生とたっぷりお話しタイム!

当事者セラピスト、憧れの関啓子先生とたっぷりお話しタイム!
当事者セラピストとしてご活躍の関啓子先生にお会いする機会を頂きました。それも独占!
学術的な基盤が弱い私は、
  • 目の前の患者さんの「この症状」をどうカルテに記すか?
  • 臨床で感じる様々な疑問を、どのように研究したらいいのか?
  • そもそも研究計画じたいが、できそうにない(大学院に行くセラピストや看護師の話を聴くと、指導がすごいし)
こんなコンプレックスの塊ですが、臨床にかける想いだけはある、笑
そんな私の想いを汲み取って頂き、心から感謝です。

研究も臨床も、当事者としての活動も

関先生は、研究者、臨床家だけでなく、ご自身が心原性脳塞栓症により高次脳機能障害となった経験を「当事者セラピスト」として、出版、講演などで発信されています。脳血管疾患についてはこちらのページをご参照ください→脳梗塞について
当事者であり、セラピストであるという存在ならではの、学術的な用語で当事者の経験を語られるので、大変、臨床家には勉強になります。先生の著書を、職場において、新人に「読みなさい」と回しているくらいです。(本当は「買って」と言いたい、笑)ぜひ、多くのセラピストに読んで欲しいです。症状をとらえる参考になりますから。
「話せない」と言えるまで―言語聴覚士を襲った高次脳機能障害
関 啓子
医学書院
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この日は、三鷹高次脳機能障害研究所を見学させて頂きました。専門書がずらっと並ぶお部屋を見て、つくづく自分の勉強不足を感じました。あと、分厚い専門書の活用方法について「前から順に読んでいくのではなく、目の前の患者さんについて疑問や困ったことがあったときに、勉強するために手元に置いておく」そうです。そう、あの膨大な本を読むだけでは頭に全然入ってこないんですよね!辞書的に使うといいのか!と目からウロコでした。セラピストの皆さん、参考に♪

Cool head と Warm Heart

「冷静な頭脳と温かい心」(Cool Head but Warm Heart) 、こちらは元々経済学者のアルフレッド・マーシャルの言葉ですが、私は100歳を過ぎても現役の医師であた日野原重明先生の著書で知りました。医療従事者には必須であると思います。先生は心もとても暖かく、そしてチャーミング!この日も、迷い迷って大遅刻をした私に、暖かい言葉をかけて下さいました。
「先生、学生さんやセラピストに怒ることありますか?」と聞いてみました。
「ありますよ、指導は厳しいです。で、お母さんみたいなのね、みんな先生、先生と慕ってくれます」
わかる、、なんでもかんでも褒める人よりも、きちんと相手に向き合って指導してくれる人の方が、嬉しいですもの。
ちなみに、患者さんを想うあまり、厳しい言葉を放ち、猛省することが多い私。最近はずいぶん改善してきたつもりですが、まだまだ修行中。

お知らせ

一般的に、脳損傷などの障害者は介護を受ける側に限定される傾向が強いですが、本学会の「ケアリング」は、障害者が周囲の人々から一方向で介護を受けるということに限定するのではなく、お互いが影響しあいつつ双方向で支えあい、学びあう関係であることを意味し、多くの職種、立場の人々も双方向で活動することをめざしています。そして、コミュニティで暮らす脳損傷者、家族、市民、哲学者、社会学者、医療職、保健職、福祉職、行政職など暮らしにかかわるすべての人々が同じテーブルでさまざまな活動や体験について討議し、コミュニティにおいて実践し、共に生きていく社会づくりをめざしています。
理念と、ネーミングに私は共感しました。入会をご検討される方、こちらをご覧ください。
もう一つ、当事者セラピスト団体CROSS BRIDEのご紹介です。このページを見ると、私たちセラピストが関わる障害、疾病はたくさんあるなと改めて思います。この数年、私は脳血管疾患が9割でしたので。個人的には、学生向けの講義あにある「臨床で役立つセンス」に興味ありあり!拝聴してみたい。実習生さんにもいいアドバイスができるようになりたいし。
関先生、お忙しい中、ありがとうございました。
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