あなたは、あなたのままでいい〜幸福の選択〜

あなたは、あなたのままでいい〜幸福の選択〜

閉塞感が漂う昨今、日本人の誇りってなんだろう?食も生活もいろんなことが欧米化したのが当たり前になった今、逆に日本文化の良さについて考えることが多くなりました。そんな中、お友達と盛り上がったのが、山口小夜子さんの映画「氷の花火」です。最終日に、むりやり休みを取って行ってきました!お友達のブログはこちらです。

そこで、心に突き刺さるほど感じたのは「自分への誇りと、それを支える努力です。最後まで、最高のパフォーマーであり、アーティストであることにこだわり続けた、彼女の信念、生き様に、ため息しか出てこなかった私です。

美しいことは、苦しいこと

不景気で日本全体が消沈していた1970年代、世界のトップモデルとして君臨していた山口小夜子さん。欧米文化一辺倒の当時、モデルとしては背が低く、そしてストレートの黒髪で切れ長の目、クライアントには相手にもされなかった悪条件を、ひたむきな努力で覆し、「東洋の神秘」として、日本女性の美しさを世界に知らしめた女性です。

以後、自分の気持ちに素直に、過去の栄光にとらわれず、ひたすら「表現者」としての道を歩んでいった一生が描かれています。自分の道を歩む、それがどれほど難しいことか、私たちはよくわかっています。安易な道や逃げ道には目もくれず、苦難の道でもひるまない、彼女が歩いて行ったのは「目の前に見える一本の道」だからこそ、惹かれるのだと思います。

「美しいことは苦しいこと」彼女の言葉にすべてが集約されている気がしました。

あなたはあなたのままでいい

「西洋風のヘアメイクに」と言われ、不採用続きであった彼女が、母親にカットしてもらったおかっぱ頭で挑んだ最後のオーディション。「そのままでいい!そのまんまでいいから!」と、採用されたエピソードはとても有名。

以後、一生、この髪型を通したことから、この言葉が、どれほどの救いであり、生きる道標となったことかと想像します。そして、ありのままの自分を初めて賛美してくれた人を忘れることはなかったのではないかと妄想(誰が発したか?諸説あるんですよね)

しなやかで折れない、控えめであり情熱的、清楚であり大胆、何より神がかり的なこの美しさ!まさに「日本の宝」と、鑑賞後、同じく美しいこちらのマダムとも盛り上がったのでした。

山口小夜子さんは、最後まで日本に住むことにこだわり続けたようです。「この国、土地が大好きなんです」と。日本人の美しさにこだわった彼女らしいなと思いました。

自分たちのアイデンティティー、独自の文化に対する誇りと責任。忘れないでいたいものです。彼女の神がかり的なお写真がまとめてあります。これも、別のお友達が教えてくれました。

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最後に、関係ないのですが、映画の中のインタビューで、高田賢三さんが「まるで、かぐや姫が降りてきたって感じ」と語る場面があります。あのお顔がね、恋する少年そのもので、夢みているような目なのですよ〜

 

 

 

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